トライデントウォレット(TRIDENT WALLET)は機能面に優れた電子ウォレットです。
ペイズやベガウォレット以上の機能を備えているイーウォレットとも言われており、今後オンラインカジノ業界でユーザーが増加することが期待されます。
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本記事ではトライデントウォレットの特徴やメリット・デメリットについて、詳しく解説してみました。
トライデントウォレットとは
トライデントウォレットについて、基本となる情報を紹介します。
ラオスにある会社が運営
トライデントウォレットを運営しているのはGLOW CO., LTD.という会社です。
GLOW CO., LTD.は東南アジアのラオスに拠点を置いています。
ちなみにラオスは実特法(CRS)の非加盟国です。
CRS非加盟国の場合は、他国との金融情報の交換を行いません。
「自分の金融に関する情報は一切知られたくない」という場合は、トライデントウォレットの口座を開設してみることも考えましょう。
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詳細記事:トライデントウォレットの口座開設・本人確認方法を解説(別ページへ)
設立年は2020年
トライデントウォレットのサービスが始まったのは、2020年夏です。
よって現在は約3年の運営実績があります。
ちなみに日本市場に進出したのは、2022年夏頃のことです。
そのため日本市場での運営歴は、まだまだ短いと言えるでしょう。
「信頼性=運営歴の長さ」と考えるユーザーにとって、トライデントウォレットの運営歴の短さはネックになりそうです。
複数通貨での資金管理が可能
トライデントウォレットでは、1つのアカウントにおいて以下3つの通貨単位で資金管理をできます。
- ビットコイン
- テザー
- アメリカドル
残念ながら日本円での資金管理はできません。また自分のアカウント間における資金の振り替えも現状はできない状態です。
他の電子ウォレットに比べると、機能面では少し物足りなさも感じてしまいます。
トライデントウォレットのメリット
トライデントウォレットを利用する上で知っておきたいメリットを紹介します。
海外送金もリアルタイムでできる
トライデントウォレットのユーザー同士であれば、送金機能を使うことでリアルタイム送金ができます。
銀行を経由しないオンライン上での取引なので、無駄な待ち時間はありません。
例えば日本からアメリカにいるユーザーへの送金も、一瞬にして完了します。
銀行口座を利用する送金とは違って、資金の移動効率が高いのは非常に大きなメリットでしょう。
個人情報不要で登録できる
トライデントウォレットの口座を開設する際は、個人情報の登録は不要です。メールアドレスさえ入力すれば、すぐに口座開設ができます。
さらにトライデントウォレット口座への入金にも、本人確認は必要ありません。
「匿名でないと不安」と感じるユーザーでも、トライデントウォレットならば安心して利用できるでしょう。
トライデントウォレットカードを発行すると資金をATMから引き出せる
トライデントウォレットでの口座登録完了後、本人確認手続きを経ると「トライデントウォレットカード」を発行できます。
トライデントウォレットカードは、JDB銀行の口座と紐づいたキャッシュカード兼デビットカードです。
ちなみにJDB銀行は、ラオスで最大手の銀行です。そのためセキュリティ対策は万全であり、預けている資金は安全に守られます。
おはようございます❣️ 実際デビットカードやプリペイドカードを作る時って、運営母体が信頼できるかどうかって大切ですよね💦銀行が破綻してウォレットが無くなるとか考えたくないですもんね💦トライデントウォレットはラオスの最大手銀行JDB銀行なので、信用力が違います✨ #おは戦50411ak🔥
— なぎ@無在庫物販に詳しい女神様❣️ (@nagi_w_goddess) April 10, 2023
トライデントウォレットカードを発行すると、世界中のATMから資金を引き出し可能です。
もちろん日本でも、アメリカでも、引き出しができます。
そのためトライデントウォレットカードを保有しておけば、海外旅行に出かける時、出国前にわざわざ換金する必要がありません。
また、トライデントウォレットカードはVISAブランドなので、オンラインショップ、実店舗ともにVISA加盟店での決済にも利用可能です。
決済限度額が高い
トライデントウォレットは、各種限度額も高めに設定されています。
例えばトライデントウォレットカードの限度額は以下の通りです。
項目 | 限度額 |
---|---|
1日の利用限度額 | 無制限 |
1か月の利用限度額 | 無制限 |
1日のATM引き出し金額 | 20,000ドル |
1か月のATM引き出し金額 | 600,000ドル |
ATM引き出しの1日20,000ドル、1か月600,000ドルという金額は、いずれも超高額なので、「限度額が低い」と感じることはないでしょう。
口座に高額の資金があれば、その分だけ自由に使えるのは大きなメリットですね。
2段階認証設定によりアカウントセキュリティを強化できる
トライデントウォレットでは、ログイン時の2段階認証を設定できます。
2段階認証を設定した場合は、メールアドレスとパスワードを入力するだけではログインできません。
ログイン申請をする都度、登録メールアドレスあてに認証用メールが送付され、記載されているコードを正しく入力する必要があります。
よって2段階認証を設定しておけば、第三者に口座をハッキングされて資金が盗まれるという心配もありません。
最近はサイバー犯罪も巧妙化しつつあるだけに、マストで設定しておきたい機能です。
日本語サポートがあるので安心
トライデントウォレットはラオス発のサービスですが、しっかりと日本語サポート体制も整えています。
日本語サポート体制があることで、日本市場でも本気でユーザーを増やしたいという意思が見えますね。
ちなみに営業時間はラオス時間で平日11時から17時までです。
日本はラオスよりも2時間早いので、実質的には平日9時から15時までの営業となります。
営業時間内であれば、ほぼリアルタイムでサポートを受けることが可能です。
筆者も実際に問い合わせをしましたが、担当者は日本語ネイティブなので、安心して問い合わせられます。
また営業時間外であっても、問い合わせ内容を送付すること自体は可能です。
今後はもう夜の時間帯までサポート時間が拡充したり、土日祝日も利用できたりするなど、サポート面の改善が求められます。
トライデントウォレットのデメリット
トライデントウォレットにはデメリットもあります。実際にトライデントウォレットを利用する際は、しっかりとデメリットについても理解しておきましょう。
本人確認手続きが郵送のみなので時間がかかる
トライデントウォレットカードを発行するために必要となる本人確認手続きは、郵送でしか受け付けていません。
そのため審査のスピードは非常に遅く、最短でも3週間、最長で12週間もの時間を要します。
電子ウォレットにも関わらず、オンラインでの本人確認ができないのは大きなデメリットですね。
万が一不備や不足があった場合には、さらに長い時間を要する可能性もあるでしょう。
いざカードが必要になった時に申請するのでは遅いので、なるべく早めに本人確認手続きを済ませておきましょう。
入出金手数料がかかる
トライデントウォレットは、入金や出金などの決済をするたびに一定の手数料がかかります。
具体的な手数料レートは以下の通りです。
手数料項目 | 手数料レート |
---|---|
国際送金での入金 | 1% |
国内送金での入金 | 0.5% |
クレジットカード(VISA・マスターカード)での入金 | 10% |
仮想通貨(ビットコイン・テザー)での入金 | 0.5% |
国際送金での出金 | 3%+35ドル |
国内送金での出金 | 1%+10ドル |
仮想通貨(ビットコイン・テザー)での出金 | 0.5% |
トライデントウォレットカードでの決済 | 1% |
トライデントウォレットカードでのATM出金 | 3%+ATM利用手数料 |
加盟店への送金(USD) | 2% |
加盟店への送金(仮想通貨) | 1% |
個人ユーザーへの送金 | 0.5% |
特にクレジットカード入金の場合、10%という非常に高レートの手数料がかかってしまいます。
手数料には上限金額がないため、決済金額が大きくなると比例的に手数料負担も重くなってしまうのが大きな難点です。
評判や口コミが少ない
トライデントウォレットは比較的新しいサービスであり、現状はあまりユーザーがいません。
そのため評判や口コミも数が限られています。
ゼロではありませんが、アフィリエイト目的で良いことばかり強調されているという内容も多い印象です。
評判や口コミが少ない以上、実際の使用感は自分自身で使ってみなければ分かりません。
ユーザーが少ないことで、万が一トラブルがあった際にも、サポート以外に相談できないという点も難点でしょう。
トライデントウォレットカードは年間100ドルの維持費がかかる
トライデントウォレットカードは、ATM引き出しができるなどのメリットがある一方で、発行から13か月目以降は毎年100ドルの維持費を支払う必要があります。
利用実績などは関係なく、カードを保有しているだけで負担しなければなりません。
最初の1年間は無料なので気にする必要はないものの、2年目以降は毎年100ドルを支払ってでもカードを保有しておく価値はあるのか、しっかりと考える必要があります。
現状はヘビーユーザーもほとんどいないため、100ドル以上の利用価値があるかは未知数です。
JDB銀行の金利が高すぎて怪しい
トライデントウォレットカードを発行した場合、自動的にJDB銀行の口座も開設することとなります。
そしてJDB銀行口座に預けている資金は、発展途上国ならではの高金利が付くのが魅力です。
金利は普通預金でも5~7%という水準になるとの情報もあります。
日本とは比較にならないほどの高金利であり、うまく運用できれば預けているだけで資金を効率よく増やすことが可能です。
しかし一方で、あまりにも金利が高すぎることに怪しいと感じる声もあります。
実際に金利(リターン)が大きいことは、リスクが大きいことと同じなので、資金の安全性が完全保証されているとは限らない点には注意が必要です。
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